ayakasi-nyanco’s diary

不思議体験のお話です。

品定め

おはようございます。midoricoです。

先週、自分の就職の報告をするために、穴守稲荷さまへと行ってまいりました。

何人かの友人から教えてもらったのですが、穴守さまはなかなかお強い神さまなんだそうですね。
「○○なんだそうですね」なんて言うと、どれだけ興味がないんだとお叱りを受けそうですが、私の場合、どうも事前に調べてから行くということはないみたいなんですね
なので、「行ってきたよ」と話すと、「あそこは強いんだよ~」とか「パワースポットなんだよ」とか、あとから情報をいただくことが多いんです。
で、後付けでいろいろ調べるという、何ともおかしな情報収集をしております(笑)

話はそれましたが、穴守稲荷さま。
前回お邪魔したのは昨年初冬のことでした。

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その時は、面接を受けに羽田空港近くまで行った帰りで、『就職できたらいいなぁ』と思いつつ、ご挨拶をいたしました。前にもブログにあげたと思いますが、最寄りの穴守稲荷の駅を出たときは小雨が降り始めていました。
駅から歩いて5分とかからないような場所に、穴守さまはいらっしゃいました。鳥居で一礼して境内に入らせてもらうと、あっという間に雨は上がりました。
何かに書いてありましたが、そういったことが起きるのは、神さまから歓迎、または認めてもらったということらしいです。ほかに、蝶々が飛んでいたりするのも、そのお印だと言われています。今回も、クロアゲハがふわふわと頭の上を飛んでいきました。

そして今回。

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近々お祭があるのでしょうか、お祭り提灯が商店街からずっと飾られています。

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お邪魔した目的は、私の就職活動の報告とちょっとしたお願い事です。
前回もそうでしたが、境内に一歩足を踏み入れると、鳥肌が立つような、ざわざわとした空気に取り囲まれます。
聴いたところによると、入ってきた人間の品定めのために、境内にいるおキツネさまがたの気がざわついて、周りを取り囲んでくるのだそうですよ。
これも穴守さまの特徴なんだそうで、感の強い人にはわかるようです。ってことは、私も品定めされたってことですね。。。

こちらでは、ご利益のある砂があるのだそうですが、境内にある砂をどれでも持って行っていいわけではありませんよ。社務所の方によくお尋ねくださいね。

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こちらは穴守さまの本殿脇にあります。

実はここにもたくさんのおキツネ様が遊んだりなさっているみたいで、いくつかの影が鳥居の間から飛び出したり走り抜けたりと、本当に楽しそうにしていました。私がここを通り抜ける間にも、まとわりついたり、取り囲まれたりと、何ともにぎやかな感じがいたしました。

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最後に、おキツネ塚に寄らせていただきました。

いつものことなのですが、お顔のないおキツネ様や、尻尾や耳や前足を削られたおキツネ様がたくさんいます。
なので、私がそっと覗くと、最初の頃は『何をしに来たッ!』『また、削りに来たかッ!』とものすごいお怒りを感じます。何度かお邪魔するうちに、私には悪意はないとわかってもらえるようで、少しずつ穏やかに接してくださるようになるのです。ただ、そこまで心を開いてくださるにはちょっと時間がかかりますねぇ。。。

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こちらの境内にもやっぱり猫が闊歩しています。
この日もおキツネ様方の頭の上をのそりのそりと歩いておりました。でも、おキツネ様方は慣れているのでしょうか、あまり気にもなさっていないようでした。

なんだか、こちらとも縁がつながったような気がいたします。