ayakasi-nyanco’s diary

不思議体験のお話です。

神頼みのその後

おはようございます。midoricoです。

この度の胆振東部地震において、被害に遭われた皆様方には心よりお見舞い申し上げます。
また、先般の台風・大雨による被害も相当なものでしたが、少しでも早い復旧がなされますようお祈りいたします。

さてさて。。。

このブログを読んでくださっている皆さまには、少しずつお気づきの方もいらっしゃるでしょう。
私、けっこう神さまと仲良くさせていただいてるんですが、なかなか願い事をかなえてもらえてません。
ま、ひとつには自分の願掛けよりもご挨拶や家族への願い事が多い、ということもあるんですけど。

今回、ご縁があって、東京大神宮様に2度ほど寄らせていただく機会があり、その時にご挨拶といっしょに『いい職場とご縁がつながりますように』とお願いをしました。
おかげさまで、無事に新しい職場も決まり、お礼を言うために出かけてきました。
イメージ 1

こちらは飯田橋駅から神楽坂とは反対側に少し歩いたところにあります。周りにはオフィスビルや大学、様々な飲食店や昔からの住宅と、新旧混在といった感じのエリアです。少し急な階段を上がると正面に社殿が見えてきます。


























この日は日曜日、たくさんの人が参拝に来ていました。見た感じ、女性が多いかな?
それもそのはず、東京大神宮様、神楽坂上のほうにある赤城さまと並んで、恋愛成就・縁結びで有名になったんだそうです。最近増えているタウンウォーク(街歩き)のツアーのコースにもなるほど、ご利益があるらしいです。
加えてこの御朱印ブームで、社務所の前も順番待ちの人でいっぱいでした。
並んで待っているとき、『みんな、願うばかりなんだよ』とが疲れたような小さな声が聞こえてきました。

境内にある大神宮サロンは結婚式場もあり、この日もどなたかのお式が執り行われているようで、社殿の奥から大太鼓の音が響いておりました。

イメージ 2

この小さな清流の上には大神宮様のご神木があるとかで、待ち受けにするといいことがあるとのうわさ。
ご挨拶より先に写メを撮っている人もいましたが、これはちょっと・・・
いくらご利益があると言われても、主である神様にご挨拶もせず先に撮影では、よそのお宅のお庭に勝手に入って、黙って写真を撮るのと同じではないですかねぇ。これじゃ、神さまもがっかりなさるかも。

境内の外側にも飯豊稲荷さまがおられるので、当然、ご挨拶をさせていただいて、次に向かいました。

次なる目標は、ずいぶんと不義理をしておりました赤城さまへのご挨拶です。

イメージ 3

神楽坂の長い坂道を上る途中に、毘沙門さまで親しまれている善國寺とおっしゃるお寺さんがあります。
善國寺さんは徳川家康が開基といわれている日蓮宗のお寺さんです。
こちらには狛犬ならぬ石虎が鎮座しています。Wikipediaによれば、江戸時代後期の作品らしく、あの関東大震災にも戦争にも負けずに時代を過ごしてきたようです。
とてもリアルにできていて、身体の縞模様や足部分の爪の様子、シッポの感じまで非常に躍動的です。が、触らせ過ぎたのか、縞模様がだいぶ薄くなっておりました。

さて、さらに坂道を上がっていきます。

イメージ 4

こちらは神楽坂上交差点脇の安養寺さんの境内です。ご本尊は瑠璃光薬師観音様、そのためか、医光院というお名前がついています。

イメージ 5

赤城神社です。ここの狛犬さんもとても珍しい形ですが、とてもかわいいです。こちらも恋愛成就らしいですが、人は少なかったですね~。『ご無沙汰しております』とご挨拶をしたら、『うん、うん、』とかなりそっけない感じ。
あれれ?と思ったら、遠目でわかりにくいかもしれませんが、社殿の中ではまさに挙式の真っ最中。
お仕事中でしたか失礼しました。
と、この状況の中でも参拝客はいるので、厳かなお式の後ろで鈴を思い切り鳴らす方々。あ、そういうのって気にならないんだ、へぇ~~・・・もうちょっと思いやりって必要じゃないでしょうかねぇ。

綿帽子姿の花嫁さまと花婿さま、ご両家のご親族様方が列席されてのお式です。どうぞ、末永くお幸せに

この社殿の裏手に八耳さま(聖徳太子さま)と出世稲荷さま、東照宮の小さな祠があります。
ここにお邪魔するときは、必ずこちらにもご挨拶をさせていただいてます。

イメージ 6

出世稲荷さまのおキツネの親子さん。「1枚写真、撮らせてね」と声を掛けたら、こんな笑顔をしてくれました。この笑顔を見せてくれるまで、ずいぶん時間がかかりました。
見ての通り、子キツネちゃんにはお顔がありません。お母さんキツネさんも片耳が削られています。前にも書きましたが、相方キツネさんは顔が半分ありません。こんなことしてもご利益なんてあるわけがないのに

こちらの蛍雪様には、以前、「神様にお願いをしたら、お礼参りをしてください。」という看板が出されていたことがあります。大神宮様でもそうでしたが、願い事はたくさんあって、誰しもが神様に叶えてほしいと頼みに来ます。ですが、お参りしても1回だけのお願いで、その後は足を運ぶことはない人が多いのではないのでしょうか。
むしろ、自分の願いが叶わなかったら「二度と来るもんかっ」と思うのではないですか。

神様は願い事を全て叶えてくれるような機械ではありません。
どうぞ、神社仏閣でのお願い事をしたら、結果がどうであれ、報告にいらしてください。神様は願い事をした人が、どんな頑張りを見せてくれるのか、どんな努力をしたのかを報告に来てくれることを待っていらっしゃいます。
そんなことも心に留めていただいて、お参りをなさってくださることを期待いたします。

皆さんはいかがですか?