ayakasi-nyanco’s diary

不思議体験のお話です。

夢、かなうといいね。

ご無沙汰ぶりです。midoricoです。

 

実家近くに引っ越し、新しい職場に移って、そろそろ3か月目も終わりに近づいています。結婚して地元を離れ、ある意味、30年ぶりのUターンでございます(笑)

ひと口に30年とは言いますが、街並みも人の流れも私の知っていた時代とは格段に違いますよね。そんな中でも、繁華街にはまだ何軒かの見知ったお店が残っていて、さみしい反面安心もしたり、新しい街並みにきょろきょろしたり。

お上りさんか浦島太郎な気分です。

 

今日は、子供のお祝いに絡み、繁華街にある老舗のはんこ屋さんに行ってきました。お店は昔のままのショーケースと職人さんが座って作業する場所があって、奥から社長が接客に出てくるようなお店です。私がお邪魔した時は、はんこ屋さんには珍しく、お客さんが何人かいました。

用事を済ませてお店の外に出ると、繁華街は午後からホコ天、車は通れなくなっています。すぐ近くの交差点では30代前半くらいの「愛知県の名古屋から来ました」大道芸人パフォーマーTAKAYAさんのパフォーマンスが始まっていました。

彼の自己紹介がなかなかすごい。

「高校を卒業して就職したけど、子供のころからやってみたかった大道芸への夢が忘れられなくて、仕事、やめました。当時、親や親せきは猛反対したけど、相談した高校の先生たちだけが後押ししてくれました。」

「それから12年、体ひとつでずーっと頑張ってます。おかげさまで大道芸でアメリカのラスベガスの舞台に立てることが決まりました。それが2020年。そう、コロナで行けなくなっちゃったんですけどね。」おぉぉ~・・・こんなところにも弊害があったんかぁ。。。

「それでも、僕ら大道芸人って安定した収入があるわけでもないし、けがや病気したら即、無職です。すべては自己責任、親は心配して反対してきたんですけど。」わかる、親御さんの気持ちはよーっく解るね。

「とにかく、今日はここ最終日なんで、皆さんのでっかい拍手と『おぉぉ~』ていう声援、もらえたらサイコーです。」

実質40分くらいだったそうですが、私が見たのはたぶん後ろ半分くらい、かな?最後のバランス芸になるころにはたくさんのお客さんが取り囲んでいました。

そんなお客さんの中になんと、恩師が見に来ていたそうで(驚)

「○○先生ですよね、うわぁーーー、ヤバい。すっごい緊張してきた」

その先生と呼ばれた方も「よく覚えてたなぁ」と嬉しそうに見ていました。

パフォーマンスが終わってから、とてもうれしそうに会話しているお二人を遠めに眺めて、ちょっと幸せを分けていただきました。

TAKAYAくんのラスベガス公演、もう一度チャンスが来るといいね。

ということで、本日はお写真なし。なにとぞ良しなに~。。。