カエルの子
ご無沙汰です。midoricoです。
実は、いろいろ思うところあって、3月で関東を引き払い、実家の近くに引っ越しました。実家には母がひとりで住んでいます。その母の様子を見に行くことが、これからの私の仕事です。
もちろん、ネコさんも一緒です。
まだまだ散らかったままの新居。
部屋の片付けの合間を縫って、実家詣でと就活をしています。
就活は当然、自分のため。この国はもう何十年も前に設定された定年を過ぎても、年金がすぐにもらえるわけもなく、それまで働き続けないと生活もできません。
そのことを理解してくれている母に、仕事を捜していることも、いい仕事があればしばらく続けることも話しています。母も、自営業だったとはいえ、70過ぎまで働いていましたので、理解してくれました。
のんびりが性に合わないのはやっぱり親子なんですね~。
先日、実家に行ったときに母から「アンタ、自転車で駅のほうに行くなら、大通りよりあの脇道を通って行ったほうがいいよ。車の通りが少ないから」と突然、教えてくれました。「なるほどぉ・・・」とその時は気にもならなかったのですが。
数日後、派遣会社から「企業様との面談が決まりました」と電話があり、すぐさま面談へ。その翌日、「おめでとうございます。。。」と採用決定の連絡をいただきました。
担:「通勤はどうしますか?」
私:「あ、自転車で行きます。下手にバスで動くより早いので(笑)」
担:「あー、そうですね~」
『自転車で通うとなると、あの通りは広いけど車がなぁ。。。』と思った時、母の言っていた道が使えることに気づきました。
そう、母には就職の話も、派遣先の企業様の場所も話していなかったのに、「自転車」「大通りより脇道」と、2つもキーワードが出ていたんです( ゚Д゚)
うそぉ。。。話してなかったはずなのに、なんで???
実は、母もすごくカンのいい人なので、もしかしたら何か感じていたのかもしれません。そういうところも、カエルの子なのかなぁ、さすがだわ。
親子ってすごいね、恐るべし、遺伝子。しみじみと感じた出来事でした。