ayakasi-nyanco’s diary

不思議体験のお話です。

ご無沙汰しております。

midoricでございます。

前回の夜桜以来のブログでございます。

実は先日、事情があって、アメブロをやめました。
大きな理由は自分のミスからですが、前からせっかく撮った写真がギガ数の関係でUPできなかったので、少々めんどくさくなったこともあります。

ま、それはさておき・・・

イメージ 1

こちら、私が最初にお近づきにさせていただいた、秋葉原近くの草分さまです。

イメージ 2

ここからほど近くには金綱さまというお稲荷様もあります。どちらも正一位。かなり位は高いのです。

草分稲荷さまと初めて会ったとき、それはひどいお姿でした。
お社の陰からゆらっと出ていらして、今にも倒れてしまうのではないかと思うほどボロボロなお姿に、すごくびっくりした記憶があります。
草分さまは私の横を通りすがりに体を擦り付けてくださったような錯覚とともに、毛並みの感触を残していかれました。
その後、再び草分さまのところに伺うと、なるほど。。。
赤い鳥居の下にいる一対のキツネ様には、お顔がありません。尻尾も削られ、つま先も欠けていました。
それでもここは、浅草橋商店街の皆さまの善意で守られているので、何とかしのいでこられたのではないかと思います。
あれから4年か5年か・・・今でこそ、こんなにきれいな公園になり、おキツネ様たちも新しくなりましたが、それでも心無い人はいるようです。
白山神社にある狐さまたちにお会いしたときは、とげとげしい空気を漂わせておりました。
赤城神社の出世稲荷さまはお子の顔と相方さまのお顔がありません。こちらも初めてお会いした時はものすごい形相で睨まれました。
また、羽田空港近くの穴守稲荷さまは、お役御免となったおキツネ様や願掛けをした鳥居などが納められているのですが、こちらもまた、お顔のない狐さまがたくさんいます。

何故、こんな話をするのか?

実は関西には有名な心霊スポットにされてしまったお山があるんだそうですが、そこには伏見さまと同等の力のある稲荷さまがいらっしゃいます。
夏になると、テレビ局がこぞって『心霊体験』とか煽るものだから、不届きモノが肝試しに入り込み、挙句の果て、鳥居や石灯籠を倒し、火をつけてボヤ騒ぎを起こしたといいます。
その所業にお怒りになって、懲らしめのために憑依すれば、理由も聞かずに除霊されてしまう、その繰り返しにお疲れになってしまったようです。

今、そこをきれいにしようとボランティアで活動なさっている人がいるのですが、その稲荷さまは、今までの人間の行いに腹を立てていて、なかなか受け入れてくださろうとしないのだそうです。

よく、憑依霊の典型のように言われる稲荷さまですが、ご本体を『宇迦之御霊神(うかのみたまのかみ)』と申されます。五穀豊穣、諸産業繁盛を司る神さまなのです。
稲荷さまとは穀物(稲)という共通項から結び付けられたものというのが、今のところの判断のようです。

そこで、皆さまにお願いがございます。

食べ物は生き物が生きていく上では欠かせないものです。
その食べ物を守護する神さまをないがしろにするのは、食べ物を粗末に扱うことにつながるのではないかと思い、皆さまにお願いしたいと思います。

罰や祟りがあるというのは、「敬意を払って、大事にしなさい」ということなのです。
どうぞ、面白半分でお社や境内のモノたちを壊したりなさいませんように。神様を信じる心を大事になさってください。